第4話(最終回)
やきもの
<<第3話へ

平成12年12月9日

今日はお天気も良く気分爽快です。
第八話では「登り窯」の事を書きましたが、現在は他にガス窯などで焼くことも多いそうです。ガス窯などでは、焼も均等でしかも大量生産ができ、また時間も登り窯に比べて非常に短縮でき、比較的お安くお客様に提供できる、という利点が大きそうです。しかし、希少価値の観点、また「わび、さび、の美学」からいうと「登り窯」にこだわりがあるようですね。ところで「焼く」というものにも三種類もの焼き方があるのです。

1)酸化焼成→空気を送りこんで焼く
2)還元焼成→空気をほとんど送りかまないで焼く
3)炭化焼成→囲いの炭の中でいこして焼く

焼〆窯変は、弱還元焼成でできるものだそうです。
こうしてみると、これだけ手間と時間と作り手の思いとが交わった器は、単に食材をのせる入れ物とかたずけたくないですね。まして、手作り手描きの器などは、作陶者の思い入れが器に表れていて、いつまでも慈しんで使いたいものです。
今回で立杭焼の炎丹久窯の清水豊和氏からお聞きした「やきもの」お話は、ひとまずこれで終わりです。年が明けたら、また、炎丹久窯を訪問する予定です。


<<第3話へ
終わり

ページのトップへ戻る



和陶器・和食器【うつわギャラリー福水庵】http://www.fukusuian.com