第2話
灰釉と石灰釉

平成12年11月23日

快晴でした。
さて、「やきもの」の話を続けて行きます。焼く前に釉薬のことを書き留めたいと思います。釉薬には、大きく分けて「灰釉」と「石灰釉」があります。
(1)「灰釉」とは、木、もみがら等を焼いた灰をベースにした釉薬です。灰をベースにしているため、素地と収縮率が違うため、いわゆる貫入というヒビ入りの状態になります。「粉引」といわれる器などは、半乾きのなま生地の作品に白化粧(焼くと白くなる土を使用している。)した上に透明の釉薬をかけて素焼にやいてから、木灰(灰釉)をかけて、本焼する、そのため貫入が入るものが多いということでした。

(2)「石灰釉」とは、石や土の粉が主原料の釉薬で石灰が入っているため、素地とも収縮率が、ほぼ同じで、「つるっと」した感じになります。現在の釉薬の多くは石灰釉を使用されているということですが、窯元や産地によって一概にはいえないそうです。
また、貫入といわれるものには、灰釉を使用してできるものと、ガラスを入れてできるものとあるそうです。白化粧と粉引がこんがらないようになりました。
続きは、またのお楽しみにして・・・


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