おいしさ自分スタイル【主婦の器essay】2002年9月
"主婦の器アドバイザー" 片岡 みきさん


9月の器「うずら盛鉢」信楽焼 径:24×高:6.5cm
鉄紛が点々とあり、刷毛目のような白釉と全体のグレー、まるでうずら卵のような素朴な色合い。盛り付ける料理によっていろんな顔を見せてくれそうです。


★器選び〜印象
 2ヶ月に1回の器エッセイ。2ヶ月って、とても間が開いているようだけど、始まってみると実は結構あっという間!出来たぁ!と思うと、すぐに次の器選びが始 まります。(^^)今日も、さぁて次はどの器にしようか…とWeb福水庵とじっくり向き合い器選びの開始 です。
  
 福水庵はカテゴリーごとに分かれているのでとても見やすいですね。再び訪問した時にも、同じ品にすぐ辿り着く事が出来て、楽ちんです。今回は、「鉢」の中から以前からシンプルで素朴な色と形に好感を持っていたうずら 鉢をチョイスしました。

 数日後…荷物を開けて実物とご対面しました!
 触ってみて、このずっしり感が良い!何を盛り付けようかわくわくしてきます。懐が深くて、なんだかたくさん入りそうだなぁ

 前回のたわみ鉢は直径が26×23cm 高さ6.5cm。今回のうずら鉢は直径24cm、高さは同 じです。だから、今回の方が小ぶりな鉢だと思っていましたが、いざ使ってみようと思うと大きく感じます。


浅間山麓の夏休み♪

  


★お料理との相性
 お料理を入れてみると、たわみ鉢よりもたくさん量が入る器でした。さらに深さも、うずら鉢の方が深いような気がします。なるほど、サイズで見当付け ていても、実際はデザインで随分印象や使い勝手に違いがあるんだなぁと今回初めて感じました。

 さてお料理ですが、今回もいつものように毎日いろいろのせてみました。

 実は、今年の夏は暑さでバテぎみでした。暑い時にはお酢が入ったおかずがとてもおいしく感じます。冷たくて、すっぱい「揚げ茄子の香味ソース」このメニューは夏の定番になりました。けっこうたくさん作った割には、器の深さに呑まれてしまって、いまひとつボリュー ムが出ませんでしたが、淡いグレーの釉が、濃いソースの色を引き立たせて、とてもおいしそうな一品になりました。

 そして、いつも必ず盛る事になる定番のコロッケ!こちらも上出来。器に合わせてコロッケの形をまん丸にしてみました。器の形にお料理を合わせてみるというのも楽しいですね。

 そうそう!この器を見た時、なんだかとってもちらし寿司が食べたくなりました。器から食べたいお料理をイメージして、作ってみる事も楽しいですよね。うずら鉢はシンプルなのに風合いがあるので、あれもこれもとたくさんメニューが出 てきます。

 そして極めつけはカレー!?
 ウチのダンナさんはカレーが大好きなのでカレーの時には一人で1合くらいのご飯を 平らげます。それならこの器だ!と思い、かなりボリュームのあるキーマカレーを盛りつけてみると「うんうん。この器でも小さいかも」と言いながらペロッと食べてしまいました。大食いの人には丁度いいかもしれません。(^^)

 


★最後に感想♪
 今回の器「うずら鉢」は、全体を包んでいるグレーの釉薬と内側の白釉が重なりあって、とても上品な色合いです。白釉は刷毛目のように見えますが、一体どうやってこの模様になったのでしょう?考 えてしまいました。どんな道具を使っているのでしょうか?きっとひとつひとつの手作業でしょう。製作 過程を見てみたい気がします。形は平凡なのですが、平凡なりにどっしりと落ち着いている感じがします。たぶん高台がないので、そこからどっしりした印象を受けるのでしょうね。(^^)


アドバイザーのお薦めレシピ
茄子の香味ソース

材料(4人分)
 茄子=3本
・ソース
 にんにく=2かけ
 生姜=大さじ1
 酢=大さじ3
 酒=大さじ3
 醤油=大さじ2と1/2
1)ナスは縦半分に、更にスライスする。1個を4枚に薄く切る。
切ったら水に浸しアク抜きする。

2)にんにく・しうがを盛る器におろして入れる。
そこに分量のしょうゆ・酒・酢を入れる。

3)アク抜きしたナスを水を絞って揚げる。

4)4揚がったナスをアツアツでソースの入った器に浸す。




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